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Staff Interview番外編 #1 ''僕にとって、OVALは青春の結晶でした。''

最終更新: 4月22日


OVAL JAPAN 2019代表 李俊虎。スタッフ現役時代を回顧して、OVAL JAPAN前代表が今こそ後輩に伝えたい想いとは。

こんにちは、OVAL JAPAN(以下OVAL)学生対応局局長の陳です。

今回、アメリカのカーネギーメロン大学留学から日本に戻ったばかりの、OVAL前代表 李俊虎にインタビューすることが叶いましたので、番外編としてお届けいたします!!

スタッフインタビュー⑦でお伝えいたしました通り、次回は現外務副代表をご紹介いたしますので、こちらもご期待いただきたく存じます。




プロフィール

名前:李俊虎(り・しゅんこ)

国籍:中国(朝鮮族)

大学:慶應義塾大学

所属:総務局

入会時期:2018年4月春新歓

陳:このスタッフインタビュー連載は読んでますか?

李:読んでいるし、毎回更新を楽しみにしています!この半年でそれぞれ成長したなぁと。ありきたりな表現だけど、僕が運営していたころと違うOVALになったんだなあって、初めて感じました。スタッフの想いを引き出すという面で、この連載企画はOVALの人事部であるHR局(学生対応局のこと)局長にぴったりの仕事だと思うし、僕たちもやればよかったなと思いました。


陳:ありがとうございます。愛読者がいると嬉しいです(笑)では、他のスタッフと同じくこの質問をしたいと思います。「OVALに入会した理由」を教えてください。

李:僕は現代表のらいぎと同じく中国の朝鮮族で、アイデンティティの面で日中韓の三か国に根差しているというのが理由ですね。でもらいぎと違うのは、僕は3歳のころに来日して以来、ずっと日本の学校に通ってきたというところです。中国には小学生のころ1年間くらいいましたが、それ以上の長期滞在はしたことがありませんし、韓国については旅行くらいでしか行ったことがありません。でも、家庭内の環境としては、言葉や食など、中国・韓国を感じるものが日常に溢れていましたから、日本にいても、東アジアはずっと僕の傍にありました。ただ、大学生になるまでは自分のアイデンティティについて真正面から向き合おうとしたことはなかったんです。大学に入って、大人になる過程でアイデンティティと向き合うべき時かなと思い、OVALに入りました。

現代表の林来儀(りん・らいぎ)にはこちらでインタビューしています。


陳:代表としてOVALを牽引して1年、成し遂げたことはありますか。

李:OVALに変化を起こしたことです。具体的に言えば、BEARプロジェクト(IBCを東アジアの外に広げるプロジェクト)や、SEPの改革といった新規事業の開拓です。でも変化はあくまで手段で、最初の目的は、スタッフ1人ひとりに、自分がOVALに在籍していることの価値を見出してもらいたいというものでした。僕自身は日中韓各国に繋がりがあって、OVALという団体が存在し、自分がOVALの中にいるという状況にだけでも価値を感じていましたが、すべてのスタッフが僕と同じではありません。学生団体は所詮学生団体に過ぎず、できることも限られています。僕はOVALが世界を変える一輪を担っていると信じていますが、その成果は目に見える形では現れません。だからこそ、OVALの中にいるスタッフが、自分の存在、活動に価値を見出すことが大切だと思っています。新たなプロジェクトを作り、そこに、総務局員・各局局長以外のスタッフを責任者に据える。責任を負うことで、自分の価値を感じてほしかったんです。結局、みんなをOVALに繋ぎとめるために変化を求めていたんでしょうね、身も蓋もないですが。

IBCについてはこちら、SEPについてはこちらをご覧ください。


陳:では逆に、OVALからもらったものはありますか。

李:OVALは僕に自己肯定感を与えてくれました。さっき、大学に入るまで自分のアイデンティティに向き合ったことがなかったと言ったけど、どちらかと言えば、バックグラウンドを意識したくなかったという方が正確だと思います。僕は意図してそういうものから遠ざかっていました。アイデンティティの話なんてしたくなかったんです。自分の存在がとても中途半端であるように感じていました。どこにも属せない、宙ぶらりんな存在で、そんな自分に自信が持てませんでした。でもOVALで日本のスタッフと、中国、韓国のスタッフとも深く触れ合って、中途半端な僕を代表として認めて、ついてきてくれて、愛してくれて。言い方ひとつだけの違いかもしれないけど、自分はどこにでも属する存在だと思えました。

IBCにて。当時の中韓代表と。中央が李俊虎

陳:私も同じことを感じています。OVALは私たちみたいな中途半端な存在を受け止めてくれて、安心感を与えてくれる、稀有な場所です。

李:こんな話をしていると、IBCのセクションミーティング(IBCやSEPで行われる局別のミーティングのこと。総務局、CASE局、学生対応局はイベント期間以外も隔週でオンラインのセクションミーティングを行っている)で、君たちの代から「OVALの存在意義とは何か思い出せ」という声が上がったことを思い出します。

ゆか(筆者陳のこと)も憶えているだろうけど、僕たちは当時、2020 Tokyo SEPを東北で開催しようと提案して、韓国のスタッフと衝突しました。東日本大震災という悲劇の記憶はまだ新しく、放射線への心配から日韓関係悪化の状況まで議題に上りました。そんな時、君たちは論理性を一旦放り出して、「日韓関係が冷え込んでいる今だからこそ、我々が率先して協力すべきではないのか、OVALとはそのために存在しているのではなかったのか」と韓国スタッフに訴えかけた!僕は感動しましたよ(笑)結果韓国スタッフはSEP改革に協力的になってくれましたが、仮にSEP改革が失敗に終わったとしても満足だと、当時の副代表と話していました。

IBCにて。当時の日本総務。左から2番目が李俊虎

陳:そうだったんですね。今、COVID-19流行という局面に立たされ、OVALは存続の危機を垣間見ました。なんとかこの団体を残していこうとする後輩たちに向けて伝えたいことはありますか?

李:今のことだけを考えて、今を精一杯頑張ってほしいと思います。以前のことも、これからのことも、考えなくていいんです。OVALを含めた学生団体というものの価値は、現役スタッフが、ビジョンにとり憑かれたような状態で、意思決定をするプロセスにあると思います。例えば、君たちはPD局(PR&デザイン局のこと)をPR局(広報局のこと)とDE局(デザイン局)に再び分ける決断をしたよね。その決断は、確かに僕たちという過去の変化を崩すものではある。でも、その決断は、現スタッフが描く価値そのものだと思うし、仮に客観的な合理性に欠けていても、それが今の正解であり、絶対的正義であると思う。その連続が今のOVAL、ひいては未来のOVALをつくると信じています。僕にとって、OVALは青春の結晶でした。君たちにとってもそうであるように、今やるべきことをやりきってほしいと願っています。

PR&デザイン局の再解体については現PR&デザイン局局長 佐久間真穂(さくま・まほ)のインタビュー記事で経緯をご説明しております。


最後までご覧いただきありがとうございました。

各局の紹介記事には、現局員の簡易的な紹介が載っていますので、そちらもぜひご覧ください。(総務局 CASE局 学生対応局 渉外局 プログラム局 PR&デザイン局


その他詳しくインタビューしてほしいスタッフや、当連載のご感想などございましたら、当HPや各SNSからぜひお声掛けください、お待ちしております!

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