A word from our president

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 2022年8月、OVALの節目となる第20回目の東京大会が開催されました。約20年にわたり、日中韓の学生がつながる相互理解と協力の場をOVALが提供し続けられていることをスタッフ一同喜ばしく思っております。今大会を良い形で開催できたのは日中韓からの参加者、OVALスタッフ、そして何よりもOVALに関わってくださった社会人の皆様のお力添えによるものです。この場を借りて心から感謝申し上げます。

 今大会は「繋がり」を重視したコンテスト運営を行いました。日中韓のチームメイトが大会中だけではなく、より長く関われる機会を新たに創出することや、国内での参加者に2年ぶりに対面参加していただき参加者がより安心して大会に臨んでもらい大会へのフィードバックを適切に反映できる環境づくりと対面参加者とスタッフ同士のコミュニケーション促進に努めました。

 

 大会を通して、私たちOVALの最大の価値は日中韓の学生が他者と自己を理解する機会を作り出している部分にあると改めて実感いたしました。OVALのコンテストでは、ビジネスという中立的なトピックの上で、日中韓の学生が3人1組のチーム内でアイディアを出しあい議論する場を提供します。同世代の他国の学生と6日間にわたり話し合い、一つのビジネスプランを作り上げる中で、お互いの環境や人々の考えがどのような点で異なっているのか、似通っているのかを知り、各メンバーが納得いくような結論を導き出している様子をコンテスト中に多く目の当たりにしました。加えて、参加者が各国を代表する立場で他国の学生と相対する中で、自国についてのより深い理解が求められる様子も見られました。他者との違いや自分自身を知ること、そのうえで合意にたどり着いたり創意工夫を重ねたりする場としてのコンテストを開催できていることを大変喜ばしく思います。

 

 私たちOVALは東アジアの連帯という大きなビジョンを掲げていますが、関われる学生の数は限られています。それでも、参加者にとってのビジネスプランの考案、スタッフにとってのコンテスト運営といった相互理解と共同体験の場を日中韓の学生に提供することが東アジアの連帯につながっていくと私たちは信じています。今年も、OVALのコンテストやイベントに関わる全ての人にとって、多様性やビジネスの可能性に触れ、人生を動かすような体験を作り上げられるように、OVALスタッフ一丸となって努力していきます。

 

 これからも歴史ある団体の核となる価値を守りながら、変革を恐れずに参加者、企業の皆様、OVALスタッフにとってより良い大会を作っていきます。温かいご支援とご協力のほど宜しくお願いいたします。

OVAL JAPAN  President​
川上桜子​​