A word from our president

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 グローバル化の波が世界中に影響を及ぼす昨今においても、国と国との間の精神的、言語的障壁はいまだに大きく、

東アジアの日本、中国、韓国の3国もその例外ではありません。3国の間には歴史的、政治的な確執が長く続き、現代の外交問題にも影を落としています。加えて、新型コロナウイルスの流行によって国間の渡航に制限が出ていることも、異なる国同士の地理的障壁を顕在化させました。

日中韓の3国は密なつながりを長年保ちながらも、その真の相互理解や協力は現在でも様々な種類の壁によって

阻まれています。

 

 しかし、その壁の高さや厚さに実際触れるまで、人々は自分の中で想像の壁をより高いものにし、壁を乗り越えて

いく方法について考えることもできません。

私たちOVALは日中韓3か国の学生が相互理解の壁を乗り越えていくためのプラットフォームとして20年間に渡り、IBC (International Business Contest )を開催してきました。

IBCはビジネスという中立的なトピックの上で、日中韓の学生が3人1組のチーム内でアイディアをぶつけ合い深い議論をする場所を提供します。

話し合いによって、漠然とした他国へのイメージが直接かかわる人間の像を通してより多元的なものに変わっていく姿を私たちはコンテストで度々目の当たりにしてきました。

 

 私たちOVALは東アジアの連帯という大きなビジョンを掲げていますが、関われる学生の数は限られています。それでも、個人個人の意識を少しずつ変え、壁を飛び越えていける学生を増やしていくことが東アジアの連帯につながっていくと私たちは信じています。今年も、OVALのコンテストやイベントに関わる全ての人にとって、多様性やビジネスの可能性に触れ、人生を動かすような体験を作り上げられるように、OVALスタッフ一丸となって努力していきます。

 加えて、OVALの活動は学生の力だけでできるものではありません。2021年のソウル大会も企業の皆様からのお力添えを賜り、無事成功させることができました。この場を借りて感謝を申し上げます。

 

 IBCは次回の2022東京大会で20回目を迎えます。歴史ある団体の核となる価値を守りながら、変革を恐れずに参加者、企業の皆様、OVALスタッフにとってより良い大会を作っていきます。OVALの活動が、他国に対する偏見や抵抗といった内在する壁を乗り越え、自分が関わる世界をより広げることに貢献出来たら幸いです。

 

OVAL JAPAN  President​
川上桜子​​