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A word from our president

【代表】
東京大学文化一類 二年


​西村美優

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 2022年9月より学生団体 OVAL JAPANの代表に就任いたしました東京大学文科一類2年西村美優です。当団体の代表となり、この場をお借りしてご挨拶させていただけることを大変光栄に思っております。


 OVALとは、所属する学生が伝統を引き継ぎながらも執行代になるごとに新たに色を塗り重ねていく、変化を恐れず、成長を止めることのない団体です。当団体は東アジア発のリーダー育成という理念をもとに、日中韓の学生に相互理解と共同体験の場を提供しています。

 2023年2月には、Staff Exchange Program(SEP)がソウルにて開催されました。あいにくOVAL CHINAのスタッフはオンラインでの参加となりましたが、国境を超えた対面での国際交流は約3年ぶりとのことで、OVAL JAPANスタッフ一同対面形式での国際交流を心より喜ばしく思っています。

 局ごとの会議やビジネスプランニングでは日中韓のスタッフメンバーが英語を用いて深い議論を交わしました。この議論の中で、違う背景を持つスタッフ同士が言葉にする前の思考を互いに共有し合っていく様子を目にしました。同じ目標を持つ人が互いの意思を尊重しながら、皆の納得する結論を導き出していく過程に国を超えた協力のあるべき姿が垣間見えたように思います。また、日中韓の文化の違いを学ぶCultural Studyはもちろん、食事など日常の一片に日中韓の互いの文化を知るきっかけを多く見出しました。何より、他国との違いを知ることは自国を知ること、他者との違いを知ることは自分を知ることの一助となるはずです。今回のSEPにてスタッフ一個人として、OVAL一組織としての自己理解が促され、更なる成長への期待が生まれたように感じます。今回のイベントをこのように良い形で開催できたのは、日中韓のOVALスタッフ、そして何よりもOVALに関わってくださった社会人の皆様のお力添えによるものです。この場を借りて心から感謝申し上げます。 
 
 現執行代のスタッフは皆コロナ禍により、「やりたいことがたくさんあるのに思うようにできない」と歯痒い経験を学生時代に強いられた世代です。コロナを経験している世代だからこそ、自らの理念、そして組織の理念が実現されていくことを直接実感し、大きな喜びを感じるはずです。また、目まぐるしく変わる情勢への対応、国を超えた交流での創意工夫により柔軟性が多く培われています。今回のイベントを通して改めて明確になった理念、養われた柔軟性こそがこの夏開催予定の第21回IBC東京大会への強い道標となることでしょう。

 IBCを筆頭にOVALに関わる全ての方々にとって貴重な経験を作り上げられるようスタッフ一同精進して参ります。これからも温かいご支援とご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

OVAL JAPAN  President​
西村 美優​​

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